愛犬が高齢になり、介護が必要になったとき、仕事との両立に悩む飼い主は多いはずです。
現在私も老犬の介護をしております・・・
老犬の介護は人間の介護と同じように、時間や労力、そして精神的な負担が大きいものです。
特にフルタイムで働きながら老犬のお世話をする場合、どのように両立すれば良いのか悩むことが多いのではないでしょうか。
今回は、働きながら老犬の介護に取り組むための工夫やポイントについて、私自身の日々の介護体験や、かかりつけの獣医師さんから教わった工夫やポイントについてまとめました。
介護に直面している方はもちろん、これから愛犬の高齢期を迎える方にとっても参考になる内容をお届けします。
愛犬との時間を大切にしながら、無理なく介護を続けるためのヒントを見つけていて欲しいです。
働きながら老犬の介護を続けるために知っておきたい基礎知識
老犬の介護を始める前に、まずは基本的な知識を身につけておくことが大切です。
ここでは、介護を始めるにあたって知っておきたいポイントについて見ていきましょう。

老犬と呼ばれる年齢の目安
犬が老犬と呼ばれる年齢には、犬種や体の大きさによって違いがあります。
一般的に小型犬や中型犬は10歳前後、大型犬は7歳前後からシニア期に入ります。
(参考:一般社団法人 ペットフード協会)
ただし、個体差が大きいため、年齢はあくまで目安として捉えましょう。
愛犬の体調や行動の変化を日々観察し、年齢に合わせたケアを心がけることが重要です。
老犬に現れやすい体の変化
老犬になると、さまざまな体の変化が現れる可能性が十分にあります。
足腰の衰えや視力・聴力の低下、被毛の変化、食欲の変動などが代表的なものです。
認知症の症状として代表的なのが夜鳴きや徘徊です。実際、我が家の愛犬も今までになかった夜鳴きが増えました。これに対し、私たちは獣医師さんと相談して睡眠薬を取り入れることで、愛犬も家族も睡眠不足を解消する対策をとっています。
最初は薬を飲ませることに抵抗がありましたが、獣医師から『飼い主が倒れたら元も子もない』と言われ決断しました。今では夜にまとまった睡眠がとれるようになり、日中の仕事への影響も減りました。同じように悩む方は、ぜひ一度かかりつけ医に相談してみてください。
こうした変化に早めに気づいて対応することで、愛犬と飼い主のQOL(生活の質)を保つことにつながります。
介護が必要になるタイミング
老犬の介護が必要になるタイミングは、犬によってさまざまです。
自力で歩けなくなったり、食事や排泄に手助けが必要になったりした時点で、本格的な介護が始まることが多いです。
ただし、それ以前にも生活環境の見直しや健康管理の強化など、できることはたくさんあります。
愛犬のサインを見逃さず、必要なケアを段階的に取り入れていくことが大切です。
働きながら老犬の介護をする際の時間の工夫
仕事と介護を両立するためには、時間の使い方を工夫することが重要です。
ここでは、限られた時間の中で愛犬のケアを行うためのヒントをご紹介します。
朝の時間を有効活用する方法
朝の時間は、老犬のケアにとって貴重な時間帯になります。
出勤前に食事や水分補給、トイレのお世話をしっかりと行うことで、日中の不安を軽減できます。
少し早めに起きて、愛犬とゆっくり過ごす時間を作ることも、心の余裕につながります。
朝の散歩が可能な犬であれば、適度な運動が一日のリズムを整えることに役立ちます。
帰宅後のケアの優先順位
仕事から帰宅した後は、疲れていても愛犬のケアを優先することが望ましいです。飼い主さんの疲れも吹っ飛ぶかもしれません。
食事や排泄のチェック、体調の確認、コミュニケーションの時間などをまず最初に行うこと。
短い時間でも、愛犬と向き合う質の高い時間を作ることが大切だなと感じます。
在宅勤務やフレックス制度の活用
近年では、在宅勤務やフレックスタイム制度を導入する企業が増えています。
こうした制度を活用することで、老犬の介護と仕事の両立がしやすくなります。
職場の上司や人事担当者に相談し、利用可能な制度がないか確認してみるのも一つの方法かもしれません。
休日の過ごし方の工夫
休日は、平日にできなかったケアをまとめて行う絶好の機会です。
通院や爪切り、シャンプーなど、時間がかかるケアは休日にまとめて行うと効率的ですよ。
また、休日には愛犬とゆっくり過ごす時間を作ることで、平日の不足分を補うように休日は愛犬と過ごすことを中心にしています。
ただし、自分の休息も大切にしながら、無理のない範囲で計画を立てることが重要です。(※獣医師さんにも私は注意されております)
働きながら老犬の介護を支えるサービスやサポート
一人で全てを抱え込まず、外部のサービスやサポートを上手に利用することも大切です。
ここでは、活用できるサービスについて見ていきましょう。
ペットシッターや訪問介護サービス
ペットシッターや訪問介護サービスは、働く飼い主にとって心強い味方になります。
自宅まで来てくれるため、愛犬を慣れた環境のままお願いできることが大きなメリットです。
サービス内容は事業者によって異なるため、事前に詳細を確認しておくことが大切です。
信頼できるシッターを見つけることで、安心して仕事に集中できる時間が生まれます。
老犬ホームやデイケア施設
最近では、老犬専用のホームやデイケア施設が増えています。日中だけ預けられるデイケアタイプから、長期入所が可能な施設までさまざまな選択肢があります。
私も万が一、仕事や子育てでどうしても手が回らなくなったときのために、近くの施設をいくつか調べて候補に挙げています。
施設選びの際は、見学を行い、スタッフの対応や設備、衛生状態などをしっかり確認することが必要です。
費用や利用条件も施設によって大きく異なるため、複数の施設を比較検討すると良いかもしれません。
かかりつけ医との連携
老犬の健康管理において、かかりつけ医との連携は非常に重要です。
定期的な健康診断を受けることで、病気の早期発見につながる時もあります。
また、介護に関する相談に乗ってくれる獣医師も多いため、悩みがあれば気軽に相談してみてください。実際に私も、先生に相談したことで心が救われた一人です。
私の通っている獣医師さんは同じように介護が必要な犬を何度も見てきており、「飼い主がダメにならないように」も考えてくださいます。犬と人間が気持ちよく過ごせるように親身になって考えていただけます。
信頼関係を築いておくことで、緊急時にも適切な対応が期待できます。また、最悪の場合も先に教えてくれるため、心のケアの面でも獣医師さんと信頼関係を築くことは重要です。
家族や周囲の協力を得る
働きながらの介護では、家族や周囲の協力を得ることが大きな支えになります。
家族で役割分担をしたり、近所の人や友人に時々様子を見てもらったりすることで、負担を分散できます。
我が家の場合、妹が仕事で家を空けるため、私が在宅ワークをしながら日中の見守りと子育てを並行し、帰宅後は妹や旦那とバトンタッチしています。フルタイムで出社が必要な方は、上司に『◯時〜◯時は一時帰宅させてほしい』など、フレックス制度や時間単位有給が使えないか、まずは現状を相談してみるのがおすすめです。
一人で抱え込まず、周囲に頼ることも介護を続けるための大切なポイントです。
オンラインの飼い主コミュニティで情報交換をすることも、精神的な支えになります。
働きながら老犬の介護を両立するためのまとめ
今回は働きながら老犬の介護を両立するためのポイントについてお伝えしました。以下に、今回の内容を要約します。
・老犬と呼ばれる年齢は犬種や体の大きさによって異なる
・足腰の衰えや感覚機能の低下など老化のサインがある
・認知症のような症状が現れることもある
・介護が必要になるタイミングは犬によってさまざまである
・朝の時間を活用して食事や排泄のケアを行うと良い
・帰宅後はまず愛犬のケアを優先することが望ましい
・在宅勤務やフレックス制度の活用が両立を助ける
・休日にまとめてケアを行うと効率的である
・ペットシッターや訪問介護サービスが心強い味方になる
・老犬ホームやデイケア施設の利用も選択肢のひとつ
・かかりつけ医との連携で健康管理がしやすくなる
・家族や周囲の協力を得て負担を分散することが大切
・オンラインコミュニティでの情報交換も支えになる
・無理をせず自分自身の心身の健康も大切にする
老犬の介護と仕事の両立は決して簡単なことではありませんが、工夫次第で乗り越えられます。
愛犬と過ごせる時間は限られているからこそ、一日一日を大切に過ごしていきましょう。
利用できるサービスや周囲のサポートを上手に活用しながら、愛犬との穏やかな時間を作っていただければと思います。
私も現在老犬の介護をしておりますので、発信できることがあったり、相談がございましたら、お気軽にコメント欄へお寄せください。

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